母の認知症が進むのに比例して
そのことに理解のないジコチュウなオヤジぃ
に対して私はオヤジぃと話さなくなっていった。


私のオヤジぃへの非難の言葉の意味は
わからないはずなのに
おそらく私の雰囲気でわかるのだろう。


お父さんにそんなこと言ったらアカン!


と母は私をたしなめるのであった。


そして、オヤジぃがいなくなってから


あんたはえらいよー


とフォローしてくれる母を見ていると、



認知症って何なんだろう?

本当に母は認知症なのだろうか?


と驚くばかりだった。


母が嫌がるのがわかっていても、
私のオヤジぃに対する非難は
続いていたが、
その一方で、
年老いていくオヤジぃに対して、
こんなことしてはいけない
という気持ちもあり、
非難しては後悔する、
という悪循環で、
それが母の介護のストレス以上に
ストレスになっているといっても
過言ではなかった。


そんな今日。。。

朝、朝食を食べながら
珍しくオヤジぃと他愛もないことで
会話をした。

そして、うっかり母の食事の介助を忘れ、
母の方を見ると。。。


一生懸命自分でご飯を食べ、
ほぼ全部食べていた。


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夕食のときも、
不思議なことにまたオヤジぃと
話をしてしまい、
母の介助がおろそかになっていることに気づき
母の方を見ると。。。


一生懸命自分でご飯を食べ、
ほぼ全部食べていた。


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そして。。。


嬉しそうに


仲良くって、楽しいねー


と言ったのである。



ガーーーーン!!!!!



オヤジぃともう少し
仲良くしてみよっかな。。。


オヤジぃには腹がたつけど、
まだ母がわかるうちに
母を喜ばせるために


がんばってみよっかな ( ̄▽ ̄;)