母は立ったり歩いたりがスムーズにできなくなってから
急に便秘になってしまった。
それまでは
毎日のように排便があり、
排尿のほうは100%リハパンにするようになっても
排便のほうは、
便意を感じて、トイレですることのほうが多かったのに。。。
5日間出なかったときからは
これまでのデイサービスに加えて
訪問看護も利用することにして、
看護師さんに浣腸をしてもらうようになった。
でも、できれば浣腸は回避して、
自分の力で排便させたい、という
思いから、主治医の先生にお願いして
便秘薬を出してもらうことになった。
私は酸化マグネシウムが自分には合っていたので
母にも酸化マグネシウムがいいのではと思ったが、
母は腎機能の値が良くないので
酸化マグネシウムは出せないらしい。
最初に先生が出してくれた便秘薬は
毎日継続して飲むタイプのものだったが、
規定量の半分の量だったにもかかわらず、
母には効きすぎて
すごい下痢になってしまった。
ひと月後の通院時に
先生にそのことを話すと、
それはダメですねー
替えましょう!
と、薬を替えることになった。
ひと月分の薬がボツになった😢
今度こそ母に合うといいなー
不安より期待が優っていた。
薬局でめちゃくちゃ大きな袋を渡されて
アレ?と思い、不安が急に大きくなった。
えっ? 粉薬?(前は錠剤)
それも毎食前飲まなきゃあかんの?
前の薬は効きすぎるというのが
一番困ったことだったが、
食前(できれば朝食前)というのも
2番目に困ったことだったのだ。
母は朝起きてからとても機嫌が悪くて
朝食を食べてもらうのもやっとで、
朝食前に薬を飲ませるなんて
とても無理だったのだ。
それも3回も食前に?
不安は増す一方。。。
この段階で期待はまったく消えてしまった。
中を開けてみると
漢方薬のようで。。。
まさか!?
と思ったまさかで、
飲んでみると
めちゃくちゃ苦い。
おまけに
黄土色のような色なので
ゼリーに混ぜると
(母は錠剤も粉薬も拒絶するので
粉末にしてゼリーで流し込むしかない)
ゼリーにバッチリ色が出てしまう。
見ただけで
母に拒絶されること間違いなしだ。
ぜったい無理!!!
主治医の先生は
地域では有名な患者思いの先生で
在宅医療も看取りもやってくださる名医だ。
先生が
こんな薬を出すなんてなぁー
一瞬悲しくなったけど、
先生ならわかっていると思って
言わなかった私が悪くかったんだと
思い直した。
私の母に続く
認知症高齢者で便秘で困っているひとのために
先生にちゃんと話そうっと。
この山のような漢方薬は
最近ちょっと便秘気味な
私が飲ませていただくとするか。。。( ̄▽ ̄;)